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働く上で大事にすべきこと

より良い看護師になるために

2016年7月26日

患者を含め、各医療スタッフから良い看護師として認めてもらう為には、優れた評価を得ているナースを手本にしてみる事が大切です。周囲から高い評価を得ている看護師の特徴は、勤務先の診療科目ごとに異なります。

外科系の勤務先の場合は、手際のよさが求められます。これは外来で来院する患者の数が多く、処置の内容も多岐に渡るためで、それぞれの患者の容態を素早く判断してケアを提供することが必要になる為です。また、内科の場合は、長期的に入院している患者の健康状態の推移を常時観察しなければならない事もあり、定期的なバイタルチェックなどから、看護師がいち早く患者の病状の変化を察知する事が求められます。そのため、内科勤務のナースには、些細な変化も感じ取る観察力が必要とされ、ドクターや各医療スタッフに情報を提供して素早い治療に役立ててもらう事が重要です。

心強い看護師として評価される為には、勤務先により異なるスキルを身に付けておくことも必要ですが、どのナースにも共通して必要とされる能力といえば、コミュニケーションスキルです。これは患者とのコミュニケーションだけではなく、医療従事者と情報を共有し、より優れたケアを提供するために必要であり、ナース間での円滑なコミュニケーションは職場での人間関係を上手く維持していく為にも必要です。日頃からより良い意思疎通の方法について考えておきましょう。信頼を集めるベテラン看護師の口癖や振る舞いを観察することで、コミュニケーションのコツが見えてくるはずです。

誰からも頼られる一流の看護師を目指すなら、まず今自分がなにを学ぶべきかを明らかにすることが大切です。